eco-Bubble®導入サービス Eco Bubble Introduction

eco-Bubble®は熊本県立大学の堤裕昭氏が株式会社大巧技研と共同開発したマイクロバブル発生装置です。

本装置と酸素発生装置を組み合わせて得られる高濃度酸素水（溶存酸素（DO）濃度 20 ppm以上）を夜間に植物に与えることで根や葉の生長が大幅に促進されることが報告されています。
また養殖といった水産業で本装置を利用することで、生育促進効果や死亡率の低下をもたらします。

Sシリーズの場合は、通気量は淡水で毎分0.3 Lにすることで効率的に溶存酸素量を高めることが可能です。

取り扱いモデル

小型DDHRSマイクロバブル発生ノズル、マグネットポンプ（10 〜1,000 Lの処理）

モデル	eco-Bubble®-S1	eco-Bubble®-S2
ポンプ	マグネットポンプ	マグネットポンプ
使用電源	単相100V／三相200V	単相100V／三相200V
消費電力　50/60Hz	275／395W	275／395W
備考	淡水、海水利用可能、通気量を淡水毎分0.3L、海水毎分1.0L程度に設定。	淡水、海水利用可能、S1に比べて小型。通気量を淡水毎分0.1L程度、海水毎分0.3L程度に設定。

マイクロバブル発生ノズルを装着した一体型モデル（300〜30,000 Lの処理）

モデル	eco-Bubble®-250	eco-Bubble®-250
ポンプ	インペラ：SUS304	インペラ：SUS304
使用電源	単相100V	三相200V
消費電力　50/60Hz	250W	250W
備考	淡水用、通気量を最大毎分 1.5〜2.0L程度に設定。	淡水用、通気量を最大毎分 1.5〜2.0L程度に設定。

モデル	eco-Bubble®-400	eco-Bubble®-400
ポンプ	インペラ：チタン	インペラ：チタン
使用電源	単相100V	三相200V
消費電力　50/60Hz	400W	400W
備考	淡水、海水利用可能、通気量を淡水毎分1.5〜2.0L、海水毎分5.0L程度に設定。	淡水、海水利用可能、通気量を淡水毎分1.5〜2.0L、海水毎分5.0L程度に設定。

アグリノーム研究所においてeco-Bubble®の植物工場の葉菜類、果菜類を用いて生育促進効果を検証しました。

葉菜類はサンチュ、リーフレタス、コマツナで検証を行い、eco-Bubble®を夜間に与えることで、慣行栽培に比べて生育の促進、収穫時の生鮮重の増加が明らかになりました（写真1）。
また、コマツナでは生育後期のチップバーンの発生を抑制していることが明らかになりました（写真2）。果菜類についても、ワイルドストロベリーにeco-Bubble®を夜間に与えることで、慣行栽培に比べて葉の繁茂を促進し（写真3）、結実数が多くなりました。