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オニテナガエビ養殖および種苗に成功、養殖試験サービス開始します

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 オニテナガエビは、東南アジア原産の大型のエビです。このエビは成長が良く、種苗の自給自足が可能で、味もよく、高価格で販売できることから養殖に適しているとされています。

 株式会社ジオノーツは、日本国内でのオニテナガエビの陸上養殖に成功しており、6ヶ月の遠隔指導でオニテナガエビが養殖ができる仕組みをサービスとして提供しています。

 本研究では、リバネスとアグリノーム研究所の共同研究にてジオノーツの遠隔指導を用いて簡易にオニテナガエビの陸上養殖ができるか検証を行うとともに、排出物の活用して野菜の水耕栽培(アクアポニックス)が可能か検証を行いました。その結果、遠隔指導を用いて6ヶ月間で稚エビから可食可能なサイズ(写真左下)まで25%の生残率で生育させること、アクアポニックスでパクチーの栽培(写真右下)を行うことができました。

 さらに共同研究終了後に試験個体を用いて、アグリノーム研究所単独で種苗を試みました。抱卵した個体の環境を調整し、孵化した個体を稚エビまで育てることに成功しました。今回、親1個体から約150個体の稚エビが得られ、継続して生育が進められています。今後は、得られた稚エビを用いて小規模な陸上養殖システムで効率的な生産を高めていく研究を行います。具体的には、共食いが多く発生するオニテナガエビの小スペースで生残率を高める方法や、未利用資源を活用した餌の開発、アクアポニックスの野菜品質を高める方法を研究を進めます。

 本取り組みや本施設を活用した試験にご興味のある方は、ぜひお問合せください。

抱卵したオニテナガエビ個体
ゾエアから稚エビになる様子(0〜21日目)
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宮内 陽介/Yosuke Miyauchi 研究開発事業部/農林水産研究センター センター長 千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了 博士(農学) 大学の修士、博士課程では、「中国乾燥地におけるダイズの多収栽培技術開発」という研究課題のもと、新疆ウイグル自治区に赴き現地の研究者ともに栽培技術の確立を行った。自身の研究経験を活かし、2016年にアグリガレージ研究所を設立、2019年より農業や畜産業に限定されない分野横断的な研究を積極的に推進していくため農林水産研究センターを立ち上げ、研究・技術開発を推進する。

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